第九のジンクス(呪い)
ベートーヴェンが交響曲第9番を完成させた後亡くなったことから、9番を作曲すると死ぬというジンクスが広がりました。
第9番を作曲後に亡くなった作曲家は、ベートーヴェン、シューベルト、ブルックナー、ドヴォルザーク、ヴォーン・ウィリアムズ、シュニトケ、ヴェレスなどです。
マーラーはこの第九の呪いを恐れ、交響曲第8番の後は第9番ではなく、「大地の歌」という名前で世に出しました。
9番目にあたる作品を作曲しても死ななかった自分に安心し、その後9番を作曲しますが、10番を完成する前にマーラーも亡くなってしまいました。