マーラーの作曲
マーラーの曲でも一番有名な交響曲1番「巨人」は20代後半の作品です。
マーラーの曲は転調が多く、無調性のような手法を用いる曲が多いが特徴です。
マーラー自身は晩年娘を亡くしていますが、マーラーの歌曲のうち「亡き子をしのぶ歌」は、マーラーが娘を亡くす前に作曲した歌曲です。
「亡き子をしのぶ歌」は、たった1か月間で二人の子供を亡くした詩人リュッケルトの詩を元に、自分がその立場だったらと想像しながら作曲した曲です。
しかしその4年後に本当に自分の長女を亡くすとは、なんと皮肉な運命でしょうか。